猫のいる税理士事務所 河津牧子のブログ

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メンテナンスパック、メンテプロパックは前払金?消費税率が変わったら?

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NOTEに乗るようになって初めての車検。NOTEにしてから乗る頻度が増えたので、今回はメンテプロパックを使ってみようと思っています。

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車検の支払いは整備代と法定費用

車検にかかる費用は基本的に整備代と法定費用の合計です。

法定費用は
・自賠責保険
・重量税
。印紙代
の3つ。この他にたいていディーラーやカー専門店が代行する代行手数料がかかります。

従って車検の請求書が出てくると

①整備代→修繕費もしくは車両費
②自賠責保険料→保険料(非課税)
③重量税、印紙代→租税公課(不課税)
④代行手手数料→支払手数料

このように分解して処理を行います。ここまでは基本中の基本。

メンテナンス料を前払い

NOTEに乗るようになって燃費が良いせいか、以前乗っていたウィングロードの時よりも走行距離が増えました。

そのためオイル交換なども少しマメに変える必要が出できたので、メンテプロパックというものを利用することにしました。

今回の車検の見積もり

整備代合計の中にメンテプロパック料金¥68,800が含まれています。メンテプロパックの内容は18カ月間の間で

  • 6ヶ月安心点検 1回
  • 12ヶ月安心点検 2回
  • エンジンオイル交換 4回
  • オイルフィルター交換 2回
  • 車検  1回

が行えるというもの。通常料金より¥37,988お得だそうです。

突然乗る頻度が少なくなりこんなに点検や交換が必要なくなったらどうなるのか?心配だったのですが、次のプランに持ち越しもしくは返金もできるということで今回は利用することにしました。

ところで経理処理はどうなる?

このメンテプロパック、要はメンテナンス料金の前払いです。

この部分を前払金にして、メンテナンスを受けた時に費用化するのが原則ですが、その費用化する金額がわからない。

ディーラーの見積もりを見ても、日産のホームページを見ても、そのような記載はありません。

ホームページには車検付きのメンテプロパックと車検なしのメンテプロパックがあり、その差額は確認できます。

そこで車検付きプランと車検なしプランの差額(¥35,100)は車検整備代金の一部と考えて、この車検の時に費用とします。残りの¥33,700はいったん前払金へ。

前払金はメンテナンスを受けた時が何か月目かを数えて、月割計算するくらいでよいのではないでしょうか?6か月目にメンテナンスを受けたら

(68,800-35.100)×6/18=11,233→前払金から費用へ振り替える

ディーラーに頼めば、その時のサービス分を金額にして出してくれるかもしれませんが、あまり現実的ではないと思います。ある程度、根拠づけをして計算していれば間違だということにはならないでしょう。

今回は消費税率が変わる

今年に限っては、10月に消費税率のアップがあるので、前払金から費用に振り替える時が増税前か増税後かに注意が必要です。

8%適用時のメンテナンスであれば、課税区分は課税仕入れ8%として費用へ振替。
10%適用時のメンテナンスであれば、課税区分は課税仕入れ10%として費用へ振替。

税込み金額は変わりませんが、税抜きの本体価格に違いが生じることになります。

【編集後記】

メンテプロパックを選んで、ここまで記事にしましたが、それで本当にお得になったのか?イマイチわかっていません(笑)

そもそもどれくらいの走行距離でオイル交換や点検が必要だというのが、色々な情報が多すぎて素人には判断できない・・・

ただ日産は細々と長い付き合いで、進められたとおりにしているところもありますが、今さらカー用品店でメンテナンスをしようとも思わない。これがブランド力なのですかね。

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