私はJDLの会計及び税務システムを使用しています。
JDLの財務分析資料が自分の好みであり、長年使用していたので慣れているという点からなのですが、もうひとつお客様用の無料プラグラム「出納帳Majour」とのやりとりができるという点も考慮して選びました。
スポンサーリンク
初期設定
会計ファイル作成(科目設定、残高設定、会社情報登録)は私の方で行っています。
お客様側に最初のにお願いするのは、JDLのホームページからプログラムをダウンロードしていただくことです。
ホームページ上には「(無償)今すぐダウンロード」というボタンがありますが、実はこれ「今すぐ」ではありません。
ボタンを押すとメール送信画面になるので、そこに自身のアドレスを打ち込むと、そのアドレス宛に申込み手続きのメールが送られてきます。
そしてそのメールにある「▼JDL IBEX出納帳Majorお申込み手続き」をクリックすると、ようやくこの申込み手続き画面へ。
必要事項を入力して送信ボタンを押すと、その後にようやくプログラムダウンロードのURLが送られてきてダウンロードを行うという手順です。
Windows7,8,10と対応可能ですが、Macでは使用できません。
入力方法は自分の好みで
入力方法は伝票形式ですが
- 現金出納帳
- 預金出納帳
- 売掛帳
- 買掛帳
- 振替伝票
のそれぞれの帳簿から入力することができます。補助科目を設定すれば、補助元帳の形式で表示可能ですので、現預金と売掛金と買掛金は元帳を表示させて残高を確認しながら入力することができます。
現金、預金、売掛金、買掛金以外の取引は振替伝票から入力します。
帳票は試算表、月次損益計算書、各種グラフから決算報告書も作成できます。
実際に税理士事務所とやりとりをするのであれば、決算報告書のジョブを使用することはないと思いますが。
対応していない処理
無償版の出納帳Majourは中小企業を応援するというコンセプトでJDLが提供しているプログラムです。
そのため、下記の処理には対応していません。
- 部門管理
本店と支店、営業所ごとなどの部門管理には対応していません。
税理士側の会計ファイルで部門管理をしている場合、無償版の出納帳Majourを導入することは可能ですが、顧問先側では部門処理と部門別の帳票の確認でできない状態になります。 - 工事別処理
プロジェクトごとに原価を管理する工事別原価の計算には対応していません。
無償版をためしながら自分が使いやすいものを見つける
私は自分のシステムがJDLなので、新規のお客様にはとりあえずこの無償版の出納帳Majourをご案内しています。
ただし使いやすいか?使いにくいか?はそのお客様の好みもあります。ですので、どこでも手軽に確認ができるクラウドソフトをご希望の方はMFクラウドやfreeなどのクラウドソフトで、これまで使用してきたソフトがある場合にはJDL以外の会計ソフトで対応させていただいています。
やはり日々の作業ですので、自分で使いやすいと思えるものが一番です。
最近は色々な無償版のソフトがあるので、まずは無償版でためしてみてから、自分が最も使いやすいと思ったソフトに決めるのもよいのではないでしょうか。
【編集後記】
マンションの宅配BOXが故障しました・・・
これが故障だと非常に不便です。いちいち管理室に連絡して開けてもらわなくてはならない・・・
早くなおしてほしいです。