京急大師線が一部地下化のため始発から運休。10時に川崎駅に行かなくてはならいため、代行輸送のバスに乗ってみました。
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渋滞の要因だった産業道路駅の踏切
京急大師線の産業道路駅横の踏切は、産業道路の渋滞の要因でした。
産業道路は神奈川方面から羽田や平和島などの物流の拠点へ向かう道路です。平日はトラックなど、とにかく交通量が多い。
ただでさえ交通量が多い上に、踏切のすぐ先に交差点があり、この踏切+交差点という状況が拍車をかけていました。
そうはいっても鉄道の地下化といのは時間のかかるもの。この工事もいつからやっていたかしら?とわからなくなるくらい長い間工事をしており、ようやくの一部地下化です。
代行輸送バスはすんなり乗れるのか?
お知らせの内容
京急大師線運休のお知らせはだいぶ前から告知されており、京急大師線内だけでなく、京急本線でも頻繁にアナウンスをし。周知を徹底していたようです。
お知らせでは
- 3月3日㈰は始発から午前10時頃まで運休する
- 切替工事が完了しだい電車は運行する
- 運休の間は代行輸送のバスが運行する
とされていました。
ホームページに各駅のバス乗り場の地図が掲載され、時刻表によると運行間隔は2分おきとなっています。
それにしても2分おきというのはすごい。電車が利用できないことによる不便さを極力少なくしようとする会社側の姿勢がよくわかります。
バス乗り場へ
ホームページのお知らせを見ると、バスはかなりの本数が走るようですが、これまでにないことですから何がどうなるかわからない。
電車よりは時間がかかるのは当たり前なので、かなり早めに家を出ました。
駅のあたりに行くと看板を持った人がバス乗り場を案内しています。
そしてバス乗り場にも2人ほど看板を持った人が、列の先頭と列の最後尾に。
列の先頭にいる係の人に、小さな紙を渡されました。
料金はこの用紙を京急線の駅に持ち込み、後から支払ってくださいとのこと。
乗車のさいに支払わないのです。
ある意味、乗った人の善意にまかせるような、この方法。しかし日本人は、こういうものをきちんと支払う人がほとんではないかと。
私ももちろん京急川崎駅で後から支払いました。
運行はスムーズ
乗り場について列に並ぶとバスはあっという間に到着しました。
川崎区内は、川崎市営バスと川崎鶴見臨港バスが走っています。
鉄道会社は京急だから京急バスが来るのかとおもいきや、やってきたのは川崎鶴見臨港バスの車両でした。
行先名のところは「鉄道代行」となっています。雨の中で写真を撮ったので、写真には上手く写っていませんが・・・
バスの運行間隔は本当に短く、気が付くと後続の代行輸送バスが後ろにいます。もちろん人が乗り切れないないことも、人が多すぎて窮屈なこともなく、日曜の朝ということもあり道路も空いていたのでスムーズに川崎駅に到着しました。
ここまで余裕を持ってバスを運行させた京急はすごいと思います。このようにきちんと代行手段を確保してくれていれば、誰も不満を言う人はいないのではないでしょうか?
新しくなった駅で降りてみよう
帰りは早速地下になった駅で下車。
ホームだけ見ると、全く違う駅ですね。
私は地下ホームの階段を上がると、きれいな新しい出入口を想像していたのですが・・・
階段を上がると、これまでと同じ工事中の通路と、これまでと同じ仮のような改札!?
ホームだけは新しくなったけれども、それ以外は前と同じでした。よく見ると、駅に掲示してあるお知らせにも記載されています。青い枠で囲った場所は、何も変わっていないのです。
そういえばこの産業道路駅は2020年春に大師橋駅に駅名が変わります。もしかしたら、駅舎が全てリニューアルされるのはその時まで待たないといけないわけですかね?
というわけで改札を出たら、何も変わっていなかった産業道路駅です(笑)
そして踏切のなくなった産業道路。
明日から渋滞の状況は多少なりとも緩和されるのでしょうか?
車で通ると、周りの景色はあまり変わっていないので、ブレーキを踏んでしまいそうです。
【編集後記】
久しぶりに整体へ。
かなり長い間行っていなかったせいか、肩回りがガチガチで、肩甲骨が動きませんと・・・・長時間パソコンで作業している時の姿勢が悪いのでしょう。気を付けなくてはと思ってはいるのですが・・・
入念にほぐしてもらい、だいぶスッキリしました。