会計ソフトと税務ソフト、この仕事をしていると切っても切れないものです。
なくても業務を行うことは可能ですが、私の場合、使用しないと膨大な手間と時間がかかるので。
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最初に勤めた会計事務所
会計事務所に初めて勤め始めた時、この事務所で使用されていたのはオフコンでした。時代を感じますね。
プログラムはEPSONの会計システム。パソコン関係の知識がゼロで就職したので、細かい商品名までは全くわかりません。
その後、サーバーとパソコンを使用した会計システムに変わります。当時使用していたのは
・EPSON INTER KX
会計事務所向けの専用システムです。会計から税務まで全てこのシステムでした。お客様が自計化する時には、同じEPSONの「応援シリーズ」を使用してもらい、データのやりとりを行っていました。
さすがに昔のこと過ぎて、画面の細かい仕様はほとんどおぼえていません。この当時はEPSONのシステムしか使ったことがなかったので、他と比較することがでいないのですが、使い勝手は悪くなかったと思います。
2か所目の会計事務所
転職当初
転職して勤めた会計事務所では、主に2つのシステムを使用していました。
・JDL(会計、税務)
・EPSON 給与応援
会計事務所はひとつのシステムを使用すると思い込んでいたので、給与計算は別のメーカーを使っているということを聞いた時にびっくりしたのをおぼえています。
今思えば、作業効率を考えて複数のシステムを利用するのは当然のことかと。
お客様が自計化するさいには、JDLの財務もしくは出納帳を使用してもらい、データのやりとりをしていました。
JDL出納帳は無料のソフトがあったのですが、JDL財務は有料なのでお客様に購入していただき、場合によってはバージョンアップ料金も発生していたと思います。
この頃は、今私の使用している「JDLクラウド組曲Majour」などの価格の安いラインナップはなく、サーバーも端末もバージョンアップ料も高額というのがJDLのイメージでした。機能は良いけれども、とにかくお金がかかる。
システムが変わった
転職して5、6年だった頃だと思うのですが、事務所のシステムがガラッと変わりました。
・会計→freeway経理
・税務→NTTデータ 達人シリーズ
・給与→EPSON 給与応援
給与計算以外のシステムの大きな変更です。
freeway経理はパソコンにプログラムをインストールはするのですが、データはクラウド上に保存されています。お客様が自計化する時には、ライセンスを追加して、事務所側とお客様側で同じデータを共有。
このfreeway経理のメーカーは、どうやら元JDLの人達が立ち上げたらしいのです。そのためか?入力方法や画面、出力帳票もJDLと似ているところがあります。従って、もともとJDLを使用していた私達には馴染みやすかったです
達人シリーズは全く初めてでしたが、それほどわかりづらいところはなく、これまで税務ソフトを使用したことがある人なら、使いながら使用方法はマスターできてしまいます。
会計ソフトと税務ソフトでメーカーが違うため、データ連動で若干時間を要することもありましたが、慣れてしまえばそれほどでもありませんでした。
ひとり税理士のソフト選び
開業にあたって
ひとりで業務を行うことは最初から決めていたので、やはり使い慣れたものが良いだろうか?と思いながら検討を始めました。
会計ソフトについては、最初にfreeway経理の資料をとりよせました。まずは会計を決めて、税務ソフトは達人で良いかな?と思っていたので。
freeway経理はJDLに比べると安いけれども、機能的にはJDLの劣るところがあるというのが、これまでの私の印象でした。
しかし実際に見積もりを見てみると、あまり安くない・・・そこで他のひとり税理士さんが使っているとブログで取り上げてていた「JDLクラウド組曲Majour」を調べてみました。
すると思った以上に安い。年間使用料のみでバージョンアップ料金はかからない。早速資料を申し込んでみました。
ちょうど川崎にJDLの営業所があったので、そこに出向いて画面などを見てみると、機能的にはサーバーで使用していた頃のJDLと変わらないし、当時より機能的によくなっていることろもありました。
JDLの機能性で、料金も安くおさえられるのなら、freeway経理+達人という選択よりも良いかもしれない。しかもお客様向けに無償版のJDL IBEX 出納帳 Majourというソフトも提供していたので、自計化するを進める時におすすめできます。
というわけで、最終的に会計も税務もJDLクラウド組曲Majourに決めました。
ひとりで使用してみて
開業時のインストールから、その後の運用、さらにバージョンアップなどなど、問題なく使っています。
JDLクラウド組曲Majourは価格設定が安いせいか?電話によるサポートサービスは1回2,000と有料なのです。
今のところこのサービスを利用したことはありません。
もちろん上手く数字が入らないなどつまづくことはあるのですが、ソフトについている電子マニュアルで調べながら動かしてみると解決できてしまいます。
やはりソフト選びは自分にとって使いやすいということが一番。
なので会計ソフトに関しては、お客様がクラウド会計ソフトなど他社の使用を希望する場合には、そのご希望のまま対応しています。
【編集後記】
スターバックスの期間限定ストロベリーマッチフラペチーノが飲みたくて、ゴールドジムのレッスン終了後にスターバックスへ行ったら売り切れでした・・・
昨年もこの時期に期間限定発売をしていて、最初にトライしたら売り切れ・・・
苺は毎年人気ありますね。土曜日に再チャレンジします。