猫のいる税理士事務所 河津牧子のブログ

猫のいる税理士事務所 河津牧子のブログ

安い!には気をつけて!コインパーキングの落とし穴・・・

calendar

祝日の土曜日、コインパーキングでの駐車で大変な目にあいました・・・

スポンサーリンク

砂利敷きの安いコインパーキング

土曜日は祝日スケジュールだったので、普段の土曜日と違い、ジェクサー赤羽からルネサンス浦安への移動でした。

ルネサンス浦安に行く時は、クラブの1Fの駐車場ではなく、近くにある砂利敷きの安い駐車場に止めています。

周辺でも1番安いので満車の時もあるのですが、運よく「空車」の表示。しかし空いていたのは一番奥の止めにくい場所です。

それでもバックで入庫すればよいかと、バックしながら駐車しました。駐車しながら何だかロック版が高めにあるようにも見えたのですが、最初ってこんな状態だったかしら?とアクセルを踏み込んだ瞬間にガリッ!という嫌な音・・・

壊れているのか?と不安になり、念のためすぐに自分の駐車した位置の番号をおして確認ボタンを押してみました。すると普通に料金が表示されます。これならまあ精算して出られるよね・・・と思い、そのままレッスンへ。

料金が表示されない!!!

レッスンを終えて、さあ帰ろうとパーキングの精算機で自分の番号を押したところ、料金が表示されずに初期画面に戻ってしまいます。

試しに他の番号を押してみると、きちんと料金が表示される。嘘・・・さっきはきちんと料金が出ていたのに・・・何度やっても同じです。

諦めて看板に書いてる緊急連絡先に電話しました。

すると「そちらの駐車場は9月で契約が終了しております。」との返答・・・

しかし新しい緊急連絡先は看板にも精算機にもそれ以外の場所にも書いてありません。契約が終了しているという管理会社の人に所有者に連絡はとれないのか?とさんざん聞いてみましたが、もちろん有効な答えが得られるわけもなく・・・

どうする?ロードサービスをよぶ?JAF?警察?

色々やってみたけれど

駐車場は暗くて保険証券から番号をさがすこともできません。仕方なくいつもお世話になっている日産の営業さんの携帯にロードサービスの番号を聞くために電話してみました。

営業さんは業務時間外にも関わらず、親身に話を聞いてくれて助かりました。この営業さんに相談しながら、下記の順番で電話をかけてみたところ、このような対応でした。

①保険会社のロードサービス

こんな状況だからジャッキで上げて車両を出してほしいとリクエストしたところ、車両の故障のみに対応しており、また駐車料金を払わずに出てしまうことにになるので対応できませんと。

②JAF

ロードサービスと同様の内容です。ジャッキで上げることはできても、駐車場の管理者の許可がない限りできませんと。

③警察

営業さんと相談して、110番に通報しました。「事故ですか?事件ですか?」と聞かれ、「すみません、こんなことで電話して申し訳ないのですが・・・」と事情を説明。「解決できるかわからないのですが、とにかく近くの交番から巡査を派遣します」と。

2人の警察官がやってきて、色々と見てくれ、最初に契約が切れてますと言われた管理会社にも電話をしてくれましたが、「契約関係がわかる上司は平日の昼間でないと在中していない」という話くらいまでしかわかりませんでした。

諦めて電車で帰る

警察官の方も私を置き去りにすることはなく、ずっと付き合ってくれましたが、さすがに今日車で帰るのは断念。

最後に近くのセブンイレブンで布テープと油性マジックを購入し、精算機に「出庫できないので連絡をください。〇〇〇ー〇〇〇ー〇〇〇」とかいた布テープを貼り付けます。

どうしたら管理会社や持ち主がわかるのか、まったくわからないまま、電車で帰ることにしました。

半ばパニック状態のまま帰ろうとした時に、そうだ!と藁にもすがる思いで、この近くにお住まいのルネサンス浦安の会員さんに電話してみました。

状況を説明し、もしここの管理会社か所有者がわかるようなことがあればおしえてくださいとお願いすると、わざわざ駐車場まで確認にきてくれました。夜遅くにありがたかったです。

希望の光!

疲れ果てて電車に乗り、岐路についたところ、さきほどの浦安の方からお電話が。

知り合いの方に聞いてみたことろ、どうやら駅の近くにある会社が管理してるらしいというのです!全くの八方ふさがりだったので、本当に助かりました。

しかも翌日にわざわざその会社を見にってくださり、会社名も場所も、日曜日はオフィスが閉まっているといこともおしえていただきました。何とお礼を言っていいか!何だか光が見えてきました。

週が明けて月曜日

謄本を取ろう!

直接この会社へ出向くのか?まずは電話してみるか?ちょっと悩みました。

無駄足になるのは嫌だけれども、電話だとまたたらい回し状態にならないか?地元の方の情報だけれども、所有者がかわっているとも限らないし・・・

駐車場の住所はグーグルマップで確認できます。住所から登記事項証明書を取得できないだろうか???

調べてみたところ、登記事項証明書を取るのに必要な所在地番を住所から検索できることがわかりました。

そして所在地番を調べ、登記情報提供サービスをでその土地の登記事項証明書を取って、所有者を確認してみることに。

登記事項証明書には、おしえていただいた会社が記載してありました。これで、この会社が所有者であることは確実。安心して電話できる。

いつ出庫できるだろう・・・

所有者の会社に電話してみると、電話をとった女性で話はすぐに通じました。管理会社がかわったので、そちらから折り返しご連絡をいれますとのこと。

「どうやってこの番号をお知りになったのでしょうか?」と訳の分からない質問をされ、一瞬ムカッとしましたが、「所有者も管理会社もわからなかったので、わざわざ近所の方に調べてもらい、インターネットでこの番号を見つけたんです。」と返答したところ、「そうですか」とそれ以上は特に何もなく。

現在の管理会社という地元の不動産会社からは、すぐに電話がかかってきました。とにかくすぐに状況を確認して、連絡をくれますとのこと。

やっと出庫!

最初の連絡がきてから1時間ちょっとで再度連絡が入りました。

どうやらロック版は壊れたままなので、不動産会社の方がロック版を足で踏んでおくから、そのまま出庫してくださいと。

15時から15時半の間に現地へ向かうということで、また電車で浦安へ。

駐車場につくと担当してくれた方から、名刺と交通費代としてお金をいただきました。

この不動産会社の方はとても真摯に対応してくれました。もはや土曜日の夜からの気疲れで、怒る気もなかったですが。

ちょと気になって「24時間の契約ではないのですか?」と聞いてみたところ、実は所有会社とこの不動産会社の間に、もう1社駐車場運営をする会社入っていたのですが、その会社が倒れてしまってということらしいです。

とにかく無事に出庫し、車で帰ることができました。

教訓

とにかく大変でした。今回思ったのは

①安いだけでコインパーキングに飛びつかず、緊急連絡先はきちんと記載してあるかを確認する。

この駐車場の看板に書いてあった緊急連絡先(旧契約会社)は、よく見ると1回上からビニールテープが張られて隠されていたのを、誰かがはがした状態でした。しかしそれ以外の連絡先の記載はない。そんなところは非常事態にはどうにもなりません。

②地元のことはその土地の人に聞くのがい一番よい。

③グーグルマップで住所は確認できるから、土地の登記事項証明書で所有者を確認できる可能性がある。

それにしても、もうこんな思いはご免です。

【編集後記】

すったもんだしているうちに日本シリーズが終わってました。

とても大変な3日間だったのですが、新たな発見など、色々見えたこともあります。

このことから、もう少しブログネタを引っ張ってこられそうです。

転んでもただは起きぬ。

この記事をシェアする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。