ジャニー喜多川さんが一昨日亡くなられましたが、私の見に行っていた数々の舞台もほとんどジャニーさんの演出や企画によるものでした。
スポンサーリンク
パンフレットを整理してみたら
自宅にある舞台のパンフレットを確認して、ジャニーさんが関わっているものをピックアップしたところ、42冊もありました。
Endless Shock や滝沢歌舞伎のように何年も上演される作品もありますが、年度が変われば内容も多少変わり、全く同じということはありません。
どれもこれもあっと驚く演出が満載で、見ているうちに舞台に引き込まれていく作品ばかりでした。
思い出深い作品を振り返ってみたいと思います。
DREAM BOY
「DREAM BOY」これは私がリアルでジャニーズを見た最初の作品です。
2004年にタッキー主演で帝国劇場で上演されました。タッキーはまだ21歳。他にデビュー前のKAT-TUNや関ジャニ8も出ており、出演者の豪華さも私には魅力でした。
この舞台、帝国劇場の天井からタッキーがバンジーで落ちてくるのです。もちろん観客の頭にぶつかることはないのですが、天井から降ってくるタッキーにはビックリしました。
タッキー→亀梨和也→玉森裕太と主演が引き継がれ、今年の秋に上演される作品からは主演がKing&Princeの岸優太くんになるそうです。
滝沢革命
2009年から4年間帝国劇場でタッキー主演で上演されていた「滝沢革命」です。
いつもお正月に上演されていたこの作品。大晦日には東京ドームでジャニーズカウントダウンを楽しみ、明けて元旦は帝国劇場で「滝沢革命」の初日公演を見るという夢のような年もありました。
この作品はなんと言っても水の演出。舞台の上部から雨の用に水が降ってくるのですが、そこに文字やイラストが浮かびあがる演出があるのです。
いったいどんな仕組みになっているか想像もつきません。
この水の演出は、タッキーがアメリカのショーで見たものを自身の舞台に持ち込んだそうです。このころからジャニーさんイズムを受け継いでいるタッキー。
その他にも舞台から大量の水が流れてくる演出が物凄い。前方の客席に飛び散ることはあるのですが、流れ込んではこないのです。ここがまた不思議。
日常生活では全く体験できないような、不思議な演出が盛りだくさんの舞台でした。
Endless Shock
日本で最もチケットの入手が困難な舞台「Endless Shock」です。
この舞台のテーマは「Show must go on」~舞台は何があっても続けなくてはならない~
私は EndlessShock のテーマとして知っていましたが、この言葉はもともとジャニーさんの言葉だったようですね。
この作品は他のジャニーズ作品とは少しテイストが違っていて、ストーリーがきちんとあり、ミュージカル仕立てで進みます。
堂本光一くんの派手なフライングが有名ですが、出演者のダンスもとてもかっこいい。
見ているうちに物語にどんどん引き込まれる感じで、最後は感動的なラストです。個人的にはラストの方でかかる「夜の海」という曲のパフォーマンスがとても好きです。
ジャニーズファンでなくても楽しめるし感動できる、やはりジャニーズを代表する作品だと思います。
滝沢歌舞伎、滝沢演舞城
そして私にとって一番思い入れのある「滝沢歌舞伎」「滝沢演舞場」です。
「和」を意識したこの作品。オムニバス形式で、ひとつひとつが短いストーリーだったり、ダンスだったり、歌だったらい、次から次へと色んな舞台に変化していきます。
2006年にスタートした頃はタッキーの女装も普通のメイクでしたが、気が付けば本格的な白塗りになり、しかもその白塗りを舞台上でやってみせてくれたり、とやはり普通ではないことだらけの舞台でした。
白塗りをして歌舞伎を演じるようになってからの、タッキーの所作がどんどん女性らしくなっていくのに感心したものです。
そして途中から登場して、この舞台の名物になった「腹筋太鼓」。姿勢だけでも苦しそうな中、和太鼓を力いっぱいたたくジュニアが印象的です。
今年からは「滝沢歌舞伎zero」となり滝沢秀明演出で新しく生まれ変わりました。歌舞伎や腹筋太鼓は引き継がれており、スピーディーであっと驚く舞台は今も健在のようです。
私もそのうち新しい作品を見に行ってみたいと思います。
プロデューサー滝沢秀明
ジャニーさんが亡くなられ、プロデューサー滝沢秀明は本当に一人で歩いていかなくてはならなくなりました。
プロデュースに専念し始めてからたった半年でこの訃報は、タッキーにとっても試練になるでしょう。
年が明けてからプロデューサーとしてがむしゃらに頑張っているという記事をたびたび目にしますが、たまには息抜きしながら頑張って!と陰ながら応援しています。
【編集後記】
朝のワイドショーでジャニーさんの軌跡を色々と放送していました。
それを見ていると、本当に色んなグループをくつり、舞台をてがけ、多くのファンを楽しませてくれたのだと改めて実感します。
私もお世話になりました。
ご冥福をお祈りします。