税理士試験で試験中の水分補給ができるようになりました。
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これまでは飲食禁止
税理士試験の試験会場に入ると、黒板やホワイトボードに大きく試験中の禁止事項が書かれています。
飲食も原則禁止でした。
しかし8月の第2週目に行われる試験です。真夏です。しかもこのところの猛暑です。とにかく水分補給をという時期に、2時間とはいえ、水分補給禁止は酷です。
水分補給を条件付きで認める!
おそらくこのことを考慮してか、7月26日にこのようなお知らせが出ていました。
多少の条件はつくものの、水分補給が認められました。そもそも年に1回しかない国家試験というだけで、緊張感は普通じゃありません。それだけでも喉がかわいてしまううえに、この暑さです。
対策をとるのが遅いくらいですが、とにかく受験生にとっては朗報でしょう。
かつては試験会場にエアコンがないところもあった
私が初めて税理士試験を受験したのは20年くらい前なのですが、そのころは何と東京の試験会場はエアコンが入りませんでした。
当時は受験地に東京を選ぶと立教大学か早稲田大学の会場を指定されたのですが、このなかで全ての会場にエアコンがついていなかったことから公平をきすために東京は全てエアコンをつけないとのこと。
今更ながら、国のやることって・・・???疑問しかないです。20年前だと東京の平均気温も今よりは大分低かったと思います。
しかしそうはいっても8月ですから、よほどの冷夏にあたらない限り30℃は超えます。しかも受験科目によっては、昼間の太陽が一番高い時間帯ですから、陽ざしも強いです。
そしてさらにおかしいことだと思うのですが、その当時東京の試験会場はエアコンが入りませんでしたが、金沢と沖縄の試験会場はエアコンが入っていたそうなのです。公平ではないだろう・・・
当然ですが、エアコンのある会場を求めて受験のために遠征する人たちもいました。
暑さ対策をやりましょう
東京の試験会場にエアコンが入らなかった頃は、試験前の直前期になると、先生から「暑さ対策もしておきましょう」と言われていました。
これまではエアコンのきいた涼しい教室でテストを受けていますが、本番に向けてエアコンのきいていないところで試験問題を解いてみましょうということなのです。
初めて自宅でエアコンを切って試験問題を2時間解いてみたところ、本当に参りました。これは想像以上のキツさです。
初めての受験の日は、初めてという緊張感、年に1回しかないという緊張感、暑さで舞い上がったまま終わったのを今でもハッキリとおぼえています。
一度だけ遠征をしました
確か受験を始めて3年目あたりだと思いますが、1度だけ涼しさを求めて遠征をしたことがあります。
前の年に絶対合格だと思っていた簿記論が不合格で、今年は他の科目も含めて絶対に外せないと思い、万全を期して東京から離れて受験することにしました。
選んだ受験地は仙台。会場は東北福祉大学でした。東北福祉大学は仙台でも小高い丘の上にあり、会場自体にエアコンは入らないのですが、窓を開けた状態でも涼しく受験でいるという評判でした。
確かにエアコンがなくても快適に受験することができ、この年は簿記論も相続税法も合格しました。
そして遠征をした翌年から、ようやく東京の試験会場でもエアコンが入るようになったのです。できるのなら早くから対策をとってくれればよいのに・・・
それから15年以上たってようやく水分補給
東京の試験会場にエアコンが入るようになってから、おそらく15年はたっていると思います。
ようやくの水分補給可能です。真夏の試験ということを考えれば、エアコンについても、水分補給についても、もう少し早くに対策とれなかったのか?と思いますが、とにかく認められるようになったのは良いことです。
ただし用便は試験中に禁止事項ですから、飲み過ぎてお手洗いを我慢できなくならないように、受験生の方はご注意を!
【編集後記】
日曜にに久しぶりに近場のティップネス蒲田に行ったところ、元職場の後輩に会いました。
私の在職中は独身でしたが、結婚されていて、公私ともに充実している様子。(多少「幸せ〇り」疑惑もあり(笑))
日々忙しいのは相変わらずのようですが、仕事もレッスンも、マイペースで頑張ってくれればと思います。