回らない寿司屋に行ってきました。ご主人のお話は毎回タメになることが多いです。
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閑静な住宅街のお寿司屋さん
実家から車で15分くらいのところに、お気に入りの寿司店があります。
回転していないので頻繁には行けないのですが(笑)、お寿司はどれもネタがよくて絶品です。
お寿司の美味しさもさることながら、ご主人のお話がとてもおもしろい。猟銃の免許も持っているというご主人のお話はタメになることが多いです。
お正月は繁忙期
1年で1番忙しい時期はお正月だそうです。
年末年始は店舗は締めて出前だけの注文。ご主人とおかみさんの2人で切り盛りしているのですが、お正月は約700食もの注文が入るそうです。
確かにデパートのおせち料理よりもこのお店のお寿司の方がずっと美味しいだろうし、新年を祝うにもお寿司だと合いますよね。
興味深かったのは注文されるお寿司の種類。
こちらのお店は、上寿司の上に「おまかせ寿司」というメニューがあります。その日の一番良い魚をご主人が選んで握ってくれるメニューです。私達もたまにしか行かないので、注文はいつも「おまかせ寿司」です。
ご主人はこの店舗の他にも出店されており、お正月の注文総数はもう1店舗の方が多い。しかし「おまかせ寿司」の注文数だけ見るとどちらの店舗も同じくらいの数。
つまりこの店舗の方が高いメニューの注文を受ける割合が多いと。
場所によって注文されるメニューの種類も違ってくる。確かにいつも行くこの店舗は、田園都市線の中でも高級住宅街にあります。お店の立地で出前の種類も変わってくるという、言われてみれば納得というお話でした。
知らないと怖い危険な食べ物
昨日は猛暑がひと段落していたので、暑さの話から食中毒や危険な食べ物の話になりました。
飲食店に食中毒は命とりです。営業停止期間の問題以上に、このお店は食中毒を出したという風評が立ってしまうことが一番怖い。
そんな話から、いつも何気に食べているものの中にも怖いものがあるということを知りました。
サーモン
サーモンつまり鮭は寄生虫が多いそうです。
そういえばここのお店でサーモンの握りは食べたことがない。出していないそうです。
回転寿司で気軽に食べていましたが、何だか怖くなってしまいました。
ウナギの血液は猛毒
魚の毒というとフグを思い浮かべますが、それ以外にも危険なものは沢山あるのだと。
ウナギの血液は猛毒だそうです。
厚生労働省のホームページにも「自然毒のリスクプロファイル」というところに記載されていました。
ウナギの新鮮な血液を大量に飲んだ場合、下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難が引き起こされ、死亡することもあるといわれている。
ウナギの蒲焼は大好きですが、こんな危険があったとは!
ご主人いわく、ウナギと寿司を一緒に扱っているお店は注意した方がよいと。
ウナギの血液がついた俎板や包丁を軽く洗って、刺身をさばくようだと猛毒の血液が落とし切れていない場合もあるかもしれない。
ちょっと気を付けたいです。
コワい話を聞きながら赤ツブ貝をいただく
赤ツブ貝にも毒の部分があり、その部分を食べると失明の危険があると。
「武士の一分」という映画で木村拓哉演じる主人公は失明をするのですが、これは赤ツブ貝の毒で失明したのだそうです。
そんな説明を受けながら、きちんとさばいてもらった赤ツブ貝をいただきました。美味しかったです。
生の魚を扱うというのは、その毒性から何から多くのことを勉強しないといけないといういうことを改めて実感しました。
安心して美味しいものを食べられるお店は貴重ですね。
【編集後記】
この日は夜に寿司を食べるので、昼は軽めにしていざ寿司店へ。
ご主人が注文したもの以外にもサービスをしてくれて、お腹いっぱいになってお店を出ました。その時に、酢飯は消化が良いという話も。
確かに消化が良いようで、実家から自宅に戻ったころにはお腹がすいてしまい、グーグーなっていました・・・昼食を軽めにする必要はなかったみたいです(笑)