10月19日に超大型店にリニューアルされた、GU川崎DICE店に行ってみました。
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超大型店とは
GUの店舗は面積を基準に、超大型店、大型店、標準店、中型店、小型店の5種類に分けられているそうです。
このうち超大型店は店舗面積が300坪以上、これまで横浜に1店舗、大阪に2店舗の計3店舗しかなく、川崎DICE店は4店舗目。
かなりの勢いで店舗を拡大しているイメージのGUですが、さすがに超大型店はまだ数が少ないのですね。
何が変わった?
広くなった
まず第一に店舗の広さ。これまで2Fにあった店舗が4Fに引っ越して、面積も倍くらいになっています。
これまでのフロアー案内図と比較してみると、このようなかんじ。
これまでの店舗も100坪以上の大型店だったのですが、それが今回のリニューアルでこれだけ広くなりました。
店舗内は以前よりも商品がゆったり並べられています。
レディース以外も充実
これまではレディースのおまけ程度だったのですが、種類も豊富です。
そしてこれも今までは店舗の一角に少しだけおいてあった靴。
ブーツやパンプスの種類も豊富です。ただしサイズはS,M,L,XLの4種類のみ。
店員さんが細かいサイズの対応をしなくて済みますね。
それ以外にも、キッズやスポーツ用品も売り場が広くなりました。
主力商品であるレーディスの衣類を充実させているのはもちろんですが、それ以外の売り場もとても充実していました。
カートがある!
カゴは定番ですが、カートは初めて見ました。
この時はわからなかったのですが、このカート、モニターがついていコーディネートや商品検索ができるそうです。
せっかくのカートですが、この日にカートを使用いている人は見あたりませんでした。
レジの台数も増加
レジの台数はもちろん増えており、これまでと違ってCASHIERのスペースが壁で囲まれていました。
中に設置してあるレジは、これまでの店舗同様に自動レジがメインです。
この自動レジ、普段の生活の中で技術の進歩を最も感じるものの一つです。
カゴに雑然と入れてある商品の会計が、なぜ自動で行えるかとういうと、商品についているICタグを機械がきちんと読みとるからだそうです。
初期投資はかかるでしょうが、長い目で見れば随分と人件費の削減になっているでしょう。
売上は増えるが経費も増える
店舗も拡大はもちろん売上の大幅アップを狙ってのことでしょうし、それが見込めるから今回のリニューアルになったのだと思います。
実際にどんな支出が増えるか考えてみました。
- 店舗の改装費
- 家賃とそれに伴う保証金の増加
- 人件費
- 新スタッフ募集の広告費
- 新たな設備投資(増設レジやカートなど)
- 事業所税?
最後にあげた事業所税は、都市環境の整備及び改善に関する事業に要する費用に充てることを目的として、地方自治体が課す税金です。
該当する都市でしか課されませんが、川崎市も含まれています。
「資産割」と「従業者割」という2つの種類から成り立っており、資産割は事業所床面積1,000㎡以下、従業者割は従業者100人以下、までが免税となっています。
結果的に大規模な事業所にしか課せられないのですが、今回のリニューアルで300坪以上となったGU川崎DICE店、平方メートルに引き直すと990㎡以上ということです。
事業所税の事業所床面積には共有部分も含まれますので、おそらく今回のリニューアルで事業所税の対象にもなったのではないかと思います。
これらの様々な支出を考慮した上でも、売上の増加により増収増益が見込めるということから、今回のリニューアルが実施されたのではないかと。
消費者側としてはありがたい限りなので、このまま順調に進んでもらえることを望みます。
【編集後記】
これだけ色々観察して、写真を撮ってきましたが、何か買ったのかというと・・・モコモコスリッパ1足。¥1,490(抜)
私の冬の必需品です。
足首までかくれないと寒いので。
お店は大きくなっても、客単価はなかなか上がらない(笑)