ソロツアーのファイナル公演の翌日、SHOKICHIくんのふるさと苫小牧へ行ってきました。
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王子製紙とアイスホッケーの街
苫小牧の駅を降りてまず目に入るのが王子製紙苫小牧工場の2本の煙突です。
パルプから紙まで一貫生産体制を行っている王子製紙苫小牧工場。
王子製紙では唯一苫小牧工場のみが新聞用紙の生産を続けており、日本国内需要の約25%を供給しているそうです。
SHOKICHIくんのミュージックビデオにも登場するこの煙突。映像で見るより、かなり迫力がありました。
そしてもうひとつアイスホッケーの街でもあります。スケート競技を行うのに適した環境だそうで、アイスホッケータウン呼ばれているのだとか。
そういえばご当地キャラの「とまチョップ」もアイスホッケーのスティックを持っています。
車も自転車も使わず、とにかく歩く
今回の苫小牧訪問、SHOKICHIくんのミュージックビデオの撮影場所や、ミュージシャンEXILE SHOKICHIのルーツをのんびり訪ねてみようと思っていました。
レンタカーを使うか?電車+レンタサイクルか?電車+歩きか?と考えてみて、一番フットワークの軽い電車+歩きで行くことに。
①ふるさと海岸
まずは苫小牧駅から南へ20分ほど歩いて、ふるさと海岸にやってきました。
ここはSHOKICHIくんの「THE FUTURE」のミュージックビデオの撮影が行われた場所。
ここに立って海を眺めていると、SHOKICHIくんの「THE FUTURE」が頭の中でながれてきます。ミュージックビデオではモノクロだったのですが、カラーで見るとまた印象が違う。
ファンにとっては聖地のひとつです。
②ぷらっとみなと市場
ここは北海道に出発する直前の下調べで見つけた場所です。
こういう道の駅があると、観光客には有難い。
実際に行ってみるとわかるのですが、苫小牧の街、とても人が少ないです。お店もまばら。こういう道の駅でもないと、飲食店をさがすのは苦労したでしょう。
市場の中は水産物やお土産を売っているお店と飲食店があり、その中の「苫小牧食堂」で「わがまま丼」をいただきました。
「いくら」「蟹」「帆立」「甘海老」「雲丹」「北寄貝」「サーモン」「烏賊」「鮪」「牡丹海老」の中から3品もしくは4品を選んで注文します。
私は北海道へ来ると「いくら」と「雲丹」はどうしても食べたい。できれば「蟹」も。さらに今回は「牡丹海老」も気になる・・・ということで、この4品をのせてもらいました。
「いくら」「雲丹」「蟹」は予想通り安定の美味しさ。しかし今回は「牡丹海老」が大正解!これは美味しかったです。3品にして、もう少し「牡丹海老」を食べればよかったかも・・・
とにかく美味しくいただきました。
③苫小牧東中学校
中学生だった将吉少年がクラスメートの持ってきたエレキギターを初めて目にして、「こんなにかっこいいものがあるのか!」と衝撃を受けたというエピソードがあります。
メディアのインタビューでは、自分の音楽へのビッグバンが生まれた瞬間だとも。
あの感動的なソロツアーの原点はここです。
この中学校、隣地で大規模な新校舎建設工事をしていました。あと何年かしたらこの校舎は見られなくなってしまうかもしれないので、いい時に来られてよかったです。
④さいとう楽器
バンドを組むようになったSHOKICHIくんのが、楽譜を買ったりとよく利用していた「さいとう楽器」。
初めてライブというものを行ったのは、ここの2Fのサウンドスペースです。
このお店も「THE FUTURE」のミュージックビデオやメイキング映像に登場しており、ファンにとっては聖地のひとつになっています。
④苫小牧工業高校
さいとう楽器までで、かなり歩いてはいたのですが、まだまだ時間には余裕があります。
というわけで苫小牧工業高校へ。
ずっとやっていた野球をやめてしまい、どんどん音楽にのめり込んでいった高校時代。札幌公演には「1985年生まれの苫工OB八木の愉快な仲間たち!」の方々から立派なお花も届いていました。
どこにいても愛されキャラのSHOKICHIくんです。
この苫小牧工業高校、かなり奥まった場所にありました。さいとう楽器からだいぶ歩いたように思います。
この辺りから、背負っているリュックの重さがさすがにキツくなってきました・・・歩くだけなら余裕なのですが、1泊分の全部の荷物を背負ったままで何時間も歩いているとさすがにバテてきます。
⑤突然の砂利道
苫小牧工業高校は恐らく歩きで行く場所ではないのでしょうね・・・緩やかに高台になっているので、レンタサイクルでも少しキツいのではないかと思います。
さいとう楽器くらいまでは、SHOKICHIファンの方を見かけたのですが、苫小牧工業高校まで来たら人っ子一人いません。
そろそろ苫小牧駅へ戻ろうと歩き出した時に、レンタカーでやってきたファンらしき人がいたくらい。
とにかく地元の人も含めて、人がほとんんどいない!
そして地図を見ると同じ道を戻らなくても、駅へは行かれるので、違う道で。
グーグルマップを頼りに歩いていると、突然道が砂利になりました。
本当に帰れるのか!?と一瞬心配になりましたが、何メートルか進んで行くと、舗装された道に戻りました。
グーグルマップの経路案内には駅まで41分との表示。荷物の重さが身に染みてきましたが、ここはもう歩くしかない。
⑥ココトマで休憩
41分の道のりをひたすら歩いて、ようやく駅へ戻ってきました。
駅の横に観光協会の入っているビルがあり、カフェもあります。
ここでゆっくり休憩することに。タピオカミルクティーでエネルギーチャージです。
そしてこれがこの日歩き回ったところ
黄色の線が歩き回った道です、上で途切れてしまっていますが、あの途切れている箇所がちょうど苫小牧工業高校のあたり。ここが意外と長いのです。
他にも商店街やタワーレコード苫小牧店など、SHOKICHIファンの聖地はあるのですが、今回はこれで終了としました。(また来るつもり(笑))
頑張った自分にお土産?
ココトマでたっぷり休憩し、駅前に苫小牧名菓「よいとまけ」を製造している「三星」のお店があるので、お土産を買いに。
箱詰めで売っているお菓子をバラでも買うことができます。
友達へのお土産とは別に、頑張って歩き回った自分にご褒美で(笑)、色々買いこみました。
どれも美味しくて、もうあとわずかしか残っていません・・・
出発前は雨予報だったのですが、雨には全く降られず、気温もちょうどよくて、色々とSHOKICHIくんのルーツを巡ることができました。
荷物の重さだけは誤算でしたが、それも含めて楽しい苫小牧訪問でした。
【編集後記】
北海道から帰ってきても楽しかったソロツアーの余韻が抜けずに困っています。予想通りですが・・・
今日はぷらっとみなと市場で買ったホッキ貝耳で作った、ほっきご飯です。
こうやってさらに余韻から抜けられなくなる(笑)。